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カーテンの選び方・サイズ測定や失敗しないコツ


新しく建てる住まいのカーテン選びは、迷う方が少なくありません。どんな部屋作りをしたいか想像しながら、デザイン・スタイル・機能に注目すると選びやすくなります。今回はカーテン選びのポイントなどをお伝えします。

■カーテン選びのポイント

  • カラーの選び方:カーテンは、ソファーやテーブルといった家具と相性が良いカラーを選ぶ事が大切です。壁と同色系のカーテンを選べばまとまりが生まれ空間に統一感が生まれます。また、カラーが与える印象で選ぶ方法もあります。白やブルーは爽やかな印象、落ち着きを求めるならベージュやアイボリー、クールな印象なら黒やネイビー、グリーンやイエローは部屋の印象が明るくなる、失敗の少ない人気色です。
  • 柄の選び方:柄カーテンは部屋の印象が大きく変化します。特にシンプルなカラーや家具が多い部屋では柄がよく映えます。柄カーテンは柄の大きさやデザインで見え方が変化します。大柄のカーテンは、圧迫感があり、部屋を狭く見せてしまう場合があるので注意が必要です。コーディネートしやすい人気の柄はボタニカル柄やボーダー柄です。
  • 機能の選び方:カーテンは、機能面も意識して選ぶ事が快適な部屋作りに繋がります。様々な機能があり、例えば遮光カーテンは外からの光を遮るため、寝室に利用することが多い機能です。その他、万が一の火災時に役立つ防炎カーテン、外気の侵入を防ぎ冷暖房の効率向上が期待できる遮熱カーテン、外からの視線を遮るミラーレースカーテンなどがあります。ライフスタイルにあった機能を選ぶ事が大切です。
  • スタイルの選び方:一般的によく見るカーテンは、ヒダをつまんだカーテンです。レースカーテンと組み合わせて取り付ける事が多く、柄やカラーが豊富です。ヒダのつまみがないフラットカーテンはカーテンの柄をはっきり見せたいときにおすすめです。生地を上下に昇降させるシェードカーテン、固めの生地を巻き取りながら上がるロールスクリーンはスッキリとした印象になります。シェードカーテンやロールスクリーンはサイズの上限があること、出入りをする窓では不便なときがあるため、大きな窓には不向きです。
  • 部屋別の選び方:カーテンは部屋の用途に合ったカーテン選びが大切です。過ごす時間が長く、多くの人の目に触れるリビングでは好きな人が多いナチュラルなカーテン、寝室は落ち着きのあるカーテン、子供部屋で朝寝坊を防ぎたい場合は外の光を取り込むカーテンなど、ニーズに合ったカーテンを選びます。キッチンやトイレなどの小窓に目隠しとしてカフェカーテンを取り付ける方もいます。また、部屋の方角によっても選ぶカーテンは異なり、日差しが強い部屋には遮光カーテンを付けます。

 

■カーテン選びはサイズ測定が重要

  • 正しい採寸方法:レールを基準に測定する事が大切なため、サイズを測る前にカーテンレールの取り付けが必要です。幅はレールの種類(機能性レール・装飾レール)で採寸位置が異なります。機能性レールは左右の固定ランナーの端から端を、装飾レールはランナーの位置を決め、ランナーの端から端を測ります。丈は窓の種類やカーテンレールの位置によって異なります。掃き出し窓や窓枠の内側にカーテンレールがある場合はランナーの下部から床までを測ります。腰高窓の場合は窓枠の下側まで測ります。
  • 採寸における注意点:採寸が終わったら、注文サイズを計算します。測ったサイズと購入するカーテンのサイズは異なるため注意します。

 

■カーテンにかかる費用を節約する方法

  • 使用頻度の低い部屋は予算をかけない:例えば子供が成長してから子供部屋にする予定の部屋など、すぐに使わない部屋、レースカーテンなしでカーテンだけを吊り、費用を抑える方法があります。さらに引っ越し前に使用していたカーテンや既製カーテンを利用して費用を抑える事が可能です。
  • 人目につかない部屋には予算をかけない:人目につかない部屋には、予算をかけないという節約方法もあります。すりガラスや人目につかない窓はドレープカーテンやレースカーテンのみですませたり、寝室には既製のカーテンを選んだりと、工夫次第で節約可能です。人目につかない部屋の予算を抑えてリビングはオーダーカーテンにするなど、調整ができます。

 

カーテンの柄や色は照明によって店舗やカタログ、インターネットで見た印象と取り付けた時の印象が異なる場合があります。事前に生地サンプルを取り寄せ事前にチェックする事で失敗は少なくなります。

 

 

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