毎日目にするお庭だからこそ、おしゃれでキレイな庭にしたいですよね。例えばレンガやタイルの花壇があったり、おしゃれなフェンスや柵があったり、想像するだけでワクワクします。さらに、ガーデニングなど趣味の時間を過ごしたり、バーベキューをしたり、お庭が家族団らんの場になるといいですよね。そんなお庭に憧れてDIYしよう!と思い立ってはみたものの、DIYの経験がなく何から手をつけていいのかわからない方もいると思います。今回は、初心者の方でもできる庭づくりの方法や、手軽にDIYできる方法などご紹介します。
■DIYを始める前に知っておきたい注意点
- 知識が必要:DIYに使用する道具や資材は使い方が難しいものがあります。普段から説明書を見ながら何かを組み立てたり使ったりできる方であれば問題ありませんが、そういった説明を見ずに感覚で作業を進めてしまう方は注意が必要です。
- 業者に任せた方が安くなることもある:DIYで一から手作りすると材料費がかかります。DIYで手作りする場合は、ホームセンターや100均にもDIYに人気のあるエクステリア用品や雑貨が販売されていますので安くて扱いやすい既製品を上手に使いましょう。また、コンクリート施工など大がかりな工事には、材料費の他に専用の機材を購入するための費用がかかります。そのためDIYでは費用が多くかかってしまいますので、専用の機材を使う工事は業者に任せた方が安くなることがあります。
- 時間がかかる:DIYは休日に少しづつ庭づくりを進める楽しさはありますが、基本的にDIYは時間も体力も使います。また外作業のため天気にも左右されます。とにかくスピード優先の人や休みを庭づくりに割けない人は業者へ任せることをおすすめします。
■DIY初心者でもできる庭づくり
- 庭の方角と日当たりを確認する:花や植物の生長は日当たりに影響しますので、せっかく植えたのに育たない、なんてことにならないように庭の方角と日当たりを確認します。
- 庭の形やサイズを測る:庭のサイズを測ってレイアウトを作成します。例えば、庭のコンクリートブロックを活用してウッドデッキやテラス、バルコニーをDIYするなら下地となるコンクリートブロックのサイズを測ります。幅や奥行きだけでなく、コンクリートブロックから床や縁側までの高さも重要です。
- DIY後に庭のメンテナンスができるか否かを確認する:DIYで庭づくりをしたもののメンテナンスに時間がかけられず、庭が台無しになることがあります。DIY後のメンテナンスに十分に時間をかけられるのであれば問題ありませんが、時間をかけられないのであればそれに沿った庭づくりが必要です。
- 庭のデザインをまとめレイアウトを考える:まずは、庭で何をしたいか目的を考えます。例えば、花を植えたり野菜づくりをしたい、ガーデニングができる庭にしたい、バーベキューをしたい、子供が遊べる庭にしたい、グリーンを多くして部屋から眺める庭にしたい、近隣から目隠しをして洗濯物を干せる庭にしたいなど、庭で何をしたいか考えるとデザインやレイアウトが決まってきます。
■庭づくりにおすすめのアイテム
- ウッドデッキ:庭のDIYで人気があるのは木材を床板として使用したウッドデッキです。天然木の本格的なものから、DIY用に組立キットがセットになったウッドデッキもあるので初心者の方でも簡単に庭のDIYができます。
- レンガ:レンガのあるアプローチは憧れですね。DIYでは難しい印象があるレンガですが、敷き方のポイントを抑えればDIY初心者でも大丈夫です。特に積み上げたレンガをモルタルで接着して作る花壇より、接着剤を使わないレンガの小道の方が簡単にDIYができるため初心者の方にはおすすめです。
- 砂利:砂利は、庭全体や小道に敷くことで景観も良くおしゃれな庭づくりができます。また庭のぬかるみや防犯対策にも砂利が使われることがあります。砂利の色や大きさによって庭の雰囲気が変わるため、和風にも洋風にも使える万能アイテムです。
- 人工芝:庭にグリーンを増やしたい、でも手入れに手間はかけたくないという方には天然の芝生より人工芝がおすすめです。人工芝の場合防草シートが貼れるため手間なくおしゃれに庭の雑草対策ができます。
- ウッドチップ:ウッドチップは木の幹を細かくチップ状にしたもので、ガーデニングはもちろんドッグランや子供の遊び場など様々なDIYに使われます。クッション性・透水性に優れ、消臭効果やリラックス効果も期待できます。