COLUMN聞けばためになるお家の話


2016年に考える金利の話


人生最大の買い物はなんだと思いますか?

ほとんどの方は人生最大の買い物は「家」と答えると思います。
だけど、違うんですね。人生最大の買い物は「住宅ローン」なんです。
現金で家を買う方は別ですが、皆さん2,000万円の家を買うのに、
「2,000万円+金利分」の住宅ローンを支払うんですから。

 

 2016年に考える金利の話

 

では、いろいろな種類がある金利のタイプからどれを選べばいいんだろう?という話になりますよね。

金利のタイプは大きく分けると次の3つに分類されます。

  • 固定金利型
    メリット:金利が変わらないので安心。 
    デメリット:金利がやや高めに設定。(ちょっと多めに払っても安心したい人が選んでいます。)
  • 変動金利型
    メリット:金利が低め。
    デメリット:半年ごとに金利が変わるので支払いが多くなる可能性がある。
    (利息を多く払うのがもったいない。繰上げ返済をする予定の人が選んでいます。)
  • 固定期間選択型
    メリット:固定の期間は低い金利で借りられる。
    デメリット:変動と同じで見直し時に支払いが多くなる可能性がある。

 

バブル崩壊から平成10年くらいまでの金利は右肩下がりで、約8%ほど下がりました。
このような時は変動金利がお得になります。

平成11年以降はどうかというと・・・
この時期は多少の上下はありますが金利はやや上昇ぎみ。
こんな時は、固定金利がお得になります。

それじゃ、これから金利はどうなっていくの?という皆さんが一番知りたいとこですが・・・

すみません。誰にもわからないというのが本当のところです。
ただ、一般的に「10年物国債」「長期金利」と「住宅ローン」の金利は連動すると言われています。
住宅ローンの金利は徐々に上がっていくというのが一般的な見方です。

 

現在、日銀が導入しているマイナス金利政策の影響で、
住宅ローンの金利が過去最低水準にまで下がっていますが、
この政策が長く続くとは考えにくく、
その点からも金利は上昇する可能性が高いでしょう。

ただ、どの金利を選択すれば良いのかというのは、そのご家族によって全く変わってきます。

たとえば、これから所得が増えていく見込みはあるけど、
当初の支払い額は抑えたという方は変動金利を選ぶことがありますし、
将来、月の支払いがいくらになるのか分からないのは嫌だと言う方は固定金利を選びます。

 

ご家族のライフスタイルや考え方に合わせて、
金利選択のお手伝いをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

 

一級建築士 遠藤 利秀

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