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配置が重要 リビングのテレビプラン 6つのポイント


家族が集まるリビングに置くことが多いテレビ。新築をきっかけに、より大きなタイプを購入するケースもみられ、リビングのプランニングの際には、ソファやテーブルなどだけでなく、テレビのレイアウトも重要なポイントでしょう。今回は、テレビの配置や考え方や設置方法など注意しておきたいポイントをお伝えします。

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 ■Point1 誰が、いつ、何時間くらい見るのか、視聴スタイルを明確に

リビングでは、家族みんなでテレビを見ながらくつろぐことが多いでしょう。朝は時計代わりにニュースを、昼間は子供達が、夜は食事をしながらや、お客様も交えて楽しむ場合も。また、ダイニングや寝室にもテレビがあるので、リビングでは映画を楽しむだけ、といった使い方もあるでしょう。テレビを配置するリビングのプランニングの際には、まず、テレビの視聴スタイルを明確にすること。誰が、いつ、何時間ぐらいテレビを見るのか、それによって、テレビはもとより、ソファのレイアウト、照明プランなども変わってくるものです。

 

■Point2 リビングだけでなくLDK全体で検討する

最近ではリビング・ダイニング・キッチンをひとつの空間とするプランが多くみられます。ライフスタイルなどにもよりますが、リビングだけではなく、ダイニングや対面キッチンなどのカウンター越しにも画面を見ることができるような配慮が必要な場合も。距離や角度、視線を遮るものがないか、置き家具や間仕切りなどの配置にも注意が必要でしょう。またプランニングによってはリビングとは別にダイニングやキッチンにテレビを設置したほうが使い勝手いい場合も。リビングだけでなくLDK全体で検討することが大切です。

 

■Point3 家族の生活動線、来客動線などにも配慮する

テレビを心地よく楽しむためにはテレビとソファなど座っている場所の間に生活動線が通らないように配慮したいもの。たとえば、リビングからダイニングやキッチン、玄関やプライベートルームへ行くのに、テレビの前を横切るようでは、落ち着いて鑑賞することはできないでしょう。またオフの状態のテレビは黒い画面となり、圧迫感を覚えることも。お客様を迎える空間としてリビングを使用することが多いのであれば、部屋の入口から画面が直接見えないようにすることなども意識したいポイント、LDKのつながり、扉の位置などに配慮して、レイアウトを考えることが基本です。

 

■Point4 画面を見やすい距離、高さを確保する

ソファや椅子のレイアウトをする際は、テレビからの距離や高さ、椅子のタイプなど、充分に検討すること。一般的に適する距離はテレビ画面の高さの約3倍程度は必要と言われています。設置するテレビに合わせた距離を確保するようにしましょう。また画面の高さにも配慮を。見上げるような位置では疲れてしまうので、目線と同じ、もしくは少し見下げる程度の高さに設置を。ソファに座るのか、床座スタイルの暮らしなのかによっても異なるので、くつろぎ方に合わせて設置することが大切です。

 

■Point5 窓や照明などの映り込みに配慮する

窓から差し込む光やスタンド、ブラケットなどの照明の画面への映り込みにも配慮が必要です。窓の位置を考慮して、逆光になったり反射がある場所は、できる限り避けること。朝日や西日など太陽の動きにも注意しておきたいものです。また、テレビを見ている時に、照明器具などが直接視界に入らないようにした方がいいでしょう。

 

■Point6 壁面収納やシステム家具を上手に利用する

テレビを壁際に設置する場合は、テレビを含めて壁全体を上手く活用したいもの。もちろん、テレビに付属しているテレビ台や置き家具としてのテレビボード、リビングボードなどの上に設置するという方法もありますが、新しい住まいを考えているのであれば、リビング全体、壁全体をどう使いこなすかを間取りプランの段階から検討するようにしましょう。またテレビだけでなくAV機器や周辺機器などをまとめて配置する場合も多いでしょう。それらの収納方法も検討しておくことが大切です。関連機器や取扱説明書などの収納スペース、リモコンなどの定位置を決めておくとすっきりとするでしょう。

 

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