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カーテンの種類と選び方


カーテンは部屋の雰囲気や家具などに合わせて選んでいきますが、新築時の何もない状態ではなかなかイメージをつかみづらくカーテン選びに苦労する人も多いようです。そこで今回はカーテンの種類とカーテンを決めるときのポイントについてお伝えします。

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■カーテンの種類

カーテンなど窓廻りにつける装飾全般のことを「ウィンドートリートメント」といいます。カーテンだけでなく、ブラインドやロールスクリーンなどもウィンドートリートメントの一つになります。

 

  • ダブルカーテン:ドレープと呼ばれる厚手のカーテンと光を透す薄手のレースのカーテンを組み合わせているのがダブルカーテン。ダブルカーテンを選ぶポイントとしては、まず色使いが挙げられます。家具に合わせた色使いをするとインテリアに馴染みやすいですし、アクセントにして少し遊ぶなど使い方は様々です。またドレープやヒダやスタイルによって色々な表情になるのでドレープをインテリアに合わせたコーディネートにすると家のインテリアが一段レベルアップします。ドレープは断熱性や遮光性、防音性に優れているのでLDKや寝室など、用途に合わせて選んであげるのも効果的です。レースカーテンは色あせしにくく、耐久性がありお手入れがしやすいのが特徴です。レースカーテンも薄い物から中が見えにくい物まで様々なカーテンがあります。

 

  • ロールスクリーン:上部で巻き上げるので開口部がスッキリと見えるのが特徴です。窓廻りだけでなく、間仕切りや収納の目隠しとしても使うことがあります。例えば建具のない和室の天井に埋め込んでおいて日頃は開放的な和室、誰かが泊まった時にはロールスクリーンを降ろして部屋として使ったり、洗面脱衣室で洗面と脱衣を区切りたい時や、洗濯機を隠したい時などにもロールスクリーンを使うことがあります。ロールスクリーンは幅広い用途で使うことができます。ロールスクリーンは巻き上げた時に少し野暮ったく見えることもあるので、ロールスクリーンを巻き上げた時に見えないようにしておくとスッキリと見えます。

 

  • ブラインド:ブラインドはスラット(羽根)の材質によって見た目や質感が違ってきます。例えばウッドブラインドはスラットに天然木を使用して、重厚感と存在感を出したい時に使います。アジアンテイストのインテリアとも相性がいいです。他にはアルミのブラインドを使えば、モダンでシャープな印象を与えてくれます。スッキリしたインテリアに最適です。

 

  • 縦型ブラインド:普通のブラインドは横にスラット(羽根)が並んでいますが垂直にスラットを並べたブラインドのことを縦型ブラインドと呼びます。大きな掃き出し窓に使われることが多く、普通のブラインドに比べて出入りが頻繁な場所でも使いやすいのも大きなメリットです。部屋がおしゃれに見え、高級感が出るのも大きな特徴です。横型、縦型どちらのブラインドにも共通して言えることですが、ブラインドは光の量を調整しやすい反面、断熱性能や遮音性能は高くないのでサッシの性能が悪い家で使う場合は注意が必要です。

 

  • シェード:シェードは生地を水平にたたみながら、上下に昇降させて使います。似た様な作りのロールスクリーンと同じように布溜まりが上部にできるのでカーテンに比べて部屋がスッキリ見えるのが特徴です。ただシェードは上げ下げに手間がかかるので頻繁に上げ下げするのには向いていなく、主に小窓に使うのがオススメです。

 

  • プリーツスクリーン:プリーツスクリーンは和室、洋室どちらにも映えるデザインが特徴です。素材も様々で和紙や不織布を使ったものもあり、色合いだけでなく質感も楽しむことができます。プリーツスクリーンの断面を蜂の巣状(ハニカム)にしたものをハニカムスクリーンといいプリーツスクリーンよりも断熱性が向上します。プリーツスクリーンを使う時は色の組み合わせを楽しみましょう。

  

■カーテンレールの選び方

ほとんどがまとまりのある調和を重視したデザインや色合わせを好む傾向にありますのでカーテンレールの色を選ぶ際には壁の色に合わせるか、窓枠やサッシ枠に合わせるか、床材や室内ドアの色に合わせるのがオススメです。カーテンレールはカーテンとセットの物ですので必ずカーテンに合ったカーテンレールを選んで下さい。

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