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庭が楽しくなる!ウッドデッキのつくり方


せっかく家を建てるならウッドデッキを設置したいと思われている方も多いと思います。庭があって予算が許すのであれば、ウッドデッキをつくると庭の使い方がグッと広がります。そこで今回はウッドデッキがあるとどんなメリットがあるのか、またウッドデッキのつくり方についてなどご紹介します。ウッドデッキが気になる方はぜひ参考にして下さい。

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■ウッドデッキのメリット

ウッドデッキの一番のメリットと言えば、庭を有効活用できることが挙げられます。もっと単純に言うと、ウッドデッキがあると庭に出やすくなります。普通の家の場合、家の床と庭は60センチくらいの段差があります。60センチと言えば、およそ階段3段分くらい。階段が3段といえば結構な高さです。でもウッドデッキがあれば、家からほぼ段差なしで外に出ることができるようになります。この効果は意外に大きく、普通だったら60センチの高さを降りて庭に出るのは億劫と感じることがありますが、段差がないと、この心理的な抵抗が無くなります。そのため庭に出やすくなり、庭を有効活用しやすくなります。ウッドデッキの活用法としては、お子さんの遊び場としてや、縁側のように腰掛けて使ったり、さらにはテーブルと椅子を置いてちょっとしたオープンカフェのようにしたりなど、リビングの延長線のような使い方が可能になります。ウッドデッキの上に屋根をかけて縁側のような使い方をするのもいいですし、植栽の部分だけくり抜いてみるのも見た目に楽しいです。さらにはウッドデッキに段差をつけてあげたり、ウッドデッキの一部にベンチをつくってあげるのもいいですね。このようにウッドデッキは大きさやアレンジ次第でいろんな使い方ができます。 

■ウッドデッキの材料

ウッドデッキの素材は、大きく分けて2種類に分けられます。本物の木でウッドデッキをつくる場合と、樹脂製の人口木でウッドデッキをつくる場合の2種類です。

  • 木製のウッドデッキ:ウッドデッキを木でつくる場合、樹種も多くあるので色々選べる上、加工もしやすいというメリットがあります。特にウッドデッキを色々アレンジしたい場合は木のウッドデッキは最適です。一方、木製ウッドデッキのデメリットを挙げるとすれば、木は劣化していくため塗装などの定期的なメンテナンスが必要となります。また、木によって耐久性もかなり違いがあり、安い木を使うとすぐダメになってしまうなんて事もあります。
  • 樹脂製のウッドデッキ:樹脂製の人工木でウッドデッキをつくった場合メンテナンスはほとんど必要なく耐久性もかなり高いのがメリットになります。ただ、いくら木に似ていても見た目の質感は本物の木よりも落ちてしまうのと、夏なんかは熱くて素足では歩けなくなってしまうことも。また樹脂製のウッドデッキは価格も高めです。 

■ウッドデッキを自分でつくる

ウッドデッキを自分でつくるという方法もあります。自分でつくれば材料代のみでつくることができるので、かなり安くウッドデッキをつくることができ、DIYが得意な人や器用な人ならウッドデッキを自分でつくるのも可能です。一番注意したいのは“基礎をどうするか”ということです。ウッドデッキの下は束石を置いたりコンクリートにするのが一般的で、基礎の出来次第でウッドデッキを水平にできるかどうかが決まってきます。そのため自分でウッドデッキをつくる場合、基礎だけをつくってもらう方法もあります。 

■ウッドデッキをつくるなら

せっかくウッドデッキをつくっても、あまり使われないウッドデッキになってしまうのは残念です。ではどうすればいいかと言うと、まわりから程よく視線が遮られるようなウッドデッキにしてあげることで、ウッドデッキの居心地はかなり向上します。せっかく広々としたウッドデッキをつくったのに、すぐ側の道路を歩いている人から丸見えだと何だか落ち着かないので、ウッドデッキが丸見えにならないように目隠しをつくったり、植栽を植えたりして視線をカットしてあげるのがとても大事になります。ウッドデッキの居心地がよくなるのはもちろん、ウッドデッキからの眺めも良くなるので一石二鳥です。

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