「リビングをおしゃれにしたい」こう思う方は多くいらっしゃいます。リビングは家の中心となる場所なので、少しでもおしゃれで快適な空間にしたいですよね。そこで今回は、リビングをおしゃれに、また快適にする方法についてお伝えします。
■おしゃれなリビングにするために
おしゃれなリビングにするためには、「リビングの作り方」と「家具」という2つの要素を上手く組み合わせることが必要です。たとえば、どんなにおしゃれな家具だけを揃えても、リビングそのものがおしゃれでなければ家具の魅力というのも半減してしまいます。反対にどれだけおしゃれなリビングを作っても、家具が微妙だと部屋の魅力を発揮することはできません。このように「リビングの作り方」と「家具」、それぞれを上手く組み合わせることがおしゃれなリビングにするための大切なポイントになります。
■おしゃれなリビングの作り方
- ラインを揃える
おしゃれなリビングを作る時に注目したいのが「部屋の中の無駄なラインをどれだけ減らせるか」という点です。無駄なラインが減ることで部屋がスッキリしておしゃれに見えるようになります。
窓や扉のラインを揃えるだけでスッキリ見えるようになります。このようなラインの見え方の影響というのは部屋の見た目に大きく影響してきます。家具を入れる場合もそうですが、高さや奥行き感はできるだけ統一する。そうすることでおしゃれに見えるようになるだけでなく、スッキリとして心地よい空間にすることもできます。
- メリハリをつける
リビングのラインを揃えた次は、リビングにメリハリを付けるというのもおしゃれに見せるための方法です。たとえば、床や壁、扉などは部屋全体を引き立たせる場所なので、できるだけ自然に見せたい場所です。でもそんな自然に見せたい場所に存在感のあるツヤ感が強い物を使うとどうなるでしょうか。床や扉にツヤ感の強い物を使うと、とても主張が強い空間になってしまいます。そこに家具を入れると主張の強い物だらけになってしまい、結果まとまりの無い部屋になってしまいます。
- 色味は3色まで
リビングをおしゃれにする場合、ついつい色んな物を取り入れたいと思ってしまいますが、色味は原則として3色までに抑えるのがオススメです。見ていて自然に見えるのは3色くらいで、それ以上色味が増えてしまうと雑多な感じが強く出てしまうからです。
- インテリアに統一感を出す
リビングに家具を入れる場合、インテリアに統一感を出すというのは「大原則となります。たとえば床に無垢材のフローリングといった自然素材を使っている場合は、家具も木やスチールといった自然素材を中心とした家具を選ぶとインテリアに統一感が出るように、素材感でまとめるというのも一つの方法です。また、同じブランドの商品で揃えるなど、雰囲気で統一感を出すのもいいですね。好きなインテリアがある場合、そのインテリアの「何が好きか」「どこが好きか」を意識してみると、あなたのインテリアの好みがよりハッキリするようになります。その好みを元に、統一感のある家具で揃えていきたいですね。
- サイズ感を意識する
家具を選ぶ場合はサイズ感というのも重要です。たとえば、リビングが家具で一杯だと窮屈に見えますし、日常生活でも移動に支障が出てきてしまいます。家具だらけの部屋というのはやはり避けたいものです。そんなサイズ感を掴む時のポイントとしては、家具を買う前に間取り図に実際の大きさの家具を入れてみるというのが一番有効な方法になります。また家具を置いた時に床がどれだけ見えるかというのも一つの目安となります。たとえば、リビングで見ると、家具は1/4以内に抑えて残りは床が見えるくらいだとバランスが良くなります。家具で迷った場合は少し小さめの物を選んで空いたスペースにクッションやラグを敷いて床にも座れるようにしておくというのも効果的です。